趣味の電子工作などの記録。時にLinuxへ行ったり、ガジェットに浮気したりするので、なかなかまとまらない。
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  • Raspberry Pi 3をセットアップ

    投稿日 2016年 5月 4日 コメントはありません

    しばらく前に買ったけど動かしてなかったRaspberry Pi 3をセットアップしてみました。

    1.ハマったポイント

    Raspbianを使ってみたのだけど、32GBのMicroSDだと起動途中にパニックを起こす。2枚のMicroSDで同じ結果。結局、8GBのMicroSDだと問題なさそう。

     

    2.設定した箇所

     

    1)初期設定

    起動すると自動的にグラフィカルログインした状態になるので、コンソールを開いて

    $ sudo raspi-config

    でコンフィギュレーション設定する。Expand FilesystemでファイルシステムをMicroSDカードいっぱいまで拡大、Change User Passwordでパスワード設定、Internationalization Optionsでロケールの設定、タイムゾーンの設定、WiFiの国設定を実施して終了する。再起動すると、ファイルシステム拡大が実行される。

    デスクトップ環境のMenu→Preference→Raspberry Pi ConfigurationのLocalizetionで日本語キーボードを設定。

    パスワードの設定が終われば、リモートログインできる。ネットワークにつないであれば、mDNSとsshデーモンが動いているので、リモートから

    $ ssh pi@raspberrypi.local

    とやると、sshでログインできる。(パスワード変更していない場合、初期パスワードはraspberry)

    2)画面サイズ

    画面サイズがVGAくらいのサイズをFullHDに拡大表示しかされなかったので、HDMIを強制的に表示させることにする。/boot/config.txtを修正。

    hdmi_group=1
    hdmi_mode=16

    さらに、オーバースキャン表示を想定しているため、画面周囲が黒枠になって実質的なデスクトップが狭い。液晶モニタでは関係ないので、オーバースキャン対応を禁止する。同じファイルのdisable_overscanのコメントを外す。

    disable_overscan=1

    これでFullHDにピクセルバイピクセルで等倍表示されるようになった。

    3)日本語化

    $ sudo apt-get install fonts-vlgothic ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname

    で日本語フォントをインストール。インストール後、デスクトップ環境のMenu→Preference→Raspberry Pi ConfigurationのLocalizetionでLocaleをLanguageをja、CountryをJP、Character SetをUTF-8に設定。OKを押していくと再起動を要求されるので再起動すると日本語になっている。

    次の項のアップデート後、

    $ sudo apt-get install ibus-anthy

    として日本語入力をインストールする。再起動後、右上の「US」を左クリックして「日本語 – Anthy」にすると日本語入力ができる。

    4)その他

    $ sudo apt-get update
    $ sudo apt-get upgrade

    でアップデートをかけておくと基本的には完了。

    $ sudo install synaptic

    でsynapticパッケージマネージャをインストールして、Synapticから好きなソフトをインストールすればOK。
    WebブラウザはFirefoxベースのiceweaselとその日本語言語パックのiceweasel-l10n-jaをインストールしました。

    ブラウザとしては十分に動きます。Youtubeも720pのビデオも一応再生できるようになりました。さすがにコマ落ちが激しいのと、16bitカラーになっているのか、グラデーション部分にマッハバンドが出ますが。


  • Raspberry Pi 3が秋月・千石に登場

    投稿日 2016年 3月 27日 コメントはありません

    すでに皆さんご存知のRaspberry Pi 3。無線(WiFi、BT)が載った関係で日本での発売が遅れていたようですが、秋月と千石に登場しました。

    Screenshot from 2016-03-27 11:44:50

    価格はどちらも税込み6200円。$35だと今のレートだと¥4,000くらい。秋月のRaspberry Pi 2の販売価格は¥5,600。Raspberry Pi 2より高いのは初物だからなのか、TELECの認証費用が割掛けされてるからなんでしょうかね。秋月の方はすでに在庫切れですが、千石の方は在庫切れではないようなのでポチッと注文してみました。いつ来るかな〜?

    Raspberry Pi 2よりも倍速いって書いてあったような気がするので、ブラウザが中心ならPC代替として結構使えるようになるかもしれませんね。


  • Raspbianにmoserialをインストール

    投稿日 2016年 1月 19日 コメントはありません

    なんだかんだで忙しくて、気づけば11月末から更新してないですね。

    それはそうと、忘れないようにメモです。

    Linux環境でシリアル通信をするものに対するテスト・デバッグではmoserialが便利だと思っているのですが、ポータブルな環境で扱おうと思ってRaspberry Pi2で動かすべく、Raspbianにインストールしてみました。

    RaspbianのSynapticで検索してもmoserialは出てこないので、ソースからコンパイルするしかなさそうです。

    まず、環境整備として、Synapticで

    • gnome-common
    • libglib2.0-dev
    • yelp-tools
    • libgtk-3-dev
    • valac

    (とその依存ファイル)をインストールします。順に、

    • gnome-autogen.shがない
    • glib-gettext >= 2.2.0が要る
    • yelp.m4がない
    • ‘gtk+-3.0’パッケージがない
    • valacコマンドがない

    の対策になります。パッケージをインストールしたら、

    $ git clone git://git.gnome.org/moserial
    $ cd moserial
    $ ./autogen.sh --prefix=/usr
    $ make
    $ sudo make install
    $ moserial

    でgitでソースコードを引っ張ってきて、コンパイル、インストール、実行になります。(実際には引っかかりながら必要なパッケージをインストールしていったのですが)

    Raspbian環境ではUARTはUSBに接続したいわゆるUSBシリアルしかでてこないようです。(ハードウェアピンにはなかったっけ?)

    もしmoserialをインストールする方がいて、その参考になれば、ということで残しておきます。


  • Raspberry Pi Zeroが登場

    投稿日 2015年 11月 29日 コメントはありません

    すでにいろんなところで記事になっていますが、新しいRaspberry Piが登場しました。その名も「Raspberry Pi Zero」。

    Raspberry Pi Model Aを1GHzにクロックアップして小型化したようなものです。CPUはBCM2835なのでRaspberry Piと同じです。メモリは512MBでやはりRaspberry Pi(の後期型)と同じ。つまりRaspberry Piのエコシステムはそのままです。

    rsz_img_4054-500x349

    価格はなんと5ドル。今の為替だと600円くらいですね。ネットワークがついてないとはいえ、フルシステムのLinuxが動くワンボードマイコンが5ドルで手に入る時代になってしまいました。すごいものです。


  • 9ドルのLinuxボード・・・C.H.I.P.

    投稿日 2015年 5月 12日 1つのコメント

    またまたHack a Dayからです。といっても、元ネタはKICKSTARTERです。

    Raspberry Piの$35(モデルAは$25)でも十分驚いたのですが、今度は$9で1GHzのCPU(All Winner A13・・・ちょっとまえの中華タブレットでよく見かけたものですね)と512MBのRAM、4GBのストレージに加えてUSBホスト、WiFiとBluetoothがついたボードが登場するようです。アダプタを介してHDMIやVGAの出力も可能。まあ、Raspberry Piの登場からすでに3年以上が経っているわけで、冷静に見ればそんなにびっくりする話ではないかもしれません。

    AllWinner A13はこちらによればCortex-A8の1コアなので、ちょっとデスクトップを動かすには厳しいのではないかと思います。

    OSはCHIP OSという名称ですが、KICKSTARTERに掲載されているその他の写真ではLXDEの画面になっています。ブラウザが動いている写真が掲載されていますし、LibreOfficeやScratchも動くようです。AllWinner用のLinuxカーネル+XとARM版Lubuntuの組み合わせに近いものなのかもしれません。

    このボードならフルスペックのPythonが動くと思う(aptが動かないとハードル高いですが)ので、簡単にプログラミングできるIoTデバイスとして遊べる対象になりそうです。

    目標5万ドルがゴールですが、まだ1ヶ月近くを残してすでに70万ドル以上のpledgeを得ていて、みるみる増えていってます。思わず自分もポチりそうになったのですが、出荷が年末から2016年年明けとだいぶ先の話なのと日本への送料が$20かかるのでやめました。(FAQを読むと海外出荷の送料を下げる動きは取っているようですが・・・)

    Raspberry Piのような世界を作れるかどうかが生き残りのポイントだと思いますが、どうなるでしょうね。生き残れば日本国内でも入手できるようになるでしょうから、その時に入手したいと思います。

    <参考>


  • Raspberry Pi 2から投稿してみました

    投稿日 2015年 2月 10日 コメントはありません

    早速到着したRaspberry Pi 2にRaspbianのイメージを書き込んで起動、適当に設定・アップデートした後、ChromiumブラウザとiBus-Anthyをインストールしてみました。

    結果、速度は普通に十分使い物になりそうです。また、いまこの記事もRaspberry Pi 2から書いているのですがWordPressでの日本語記事の投稿も問題なさそうな感じです。

    これまでのRaspberry Piではとてもまともにブラウザを使う気にならなかったことを考えると大変な進化だと思います。


  • Raspberry Pi 2がやってきた

    投稿日 2015年 2月 10日 コメントはありません

    先週の月曜日(2月2日)深夜に速攻で「ぽちっ」としてしまったRaspberry Pi 2が届きました。

    上の2つが今回届いたRaspberry Pi 2、中段左が秋月で買ったRaspberry Pi model B+、中段右がRaspberry Pi Camera、左下かつて数ヶ月待ちで届いたRaspberry Pi Model B 512MBの残り1つです。

    IMG_0354s

    しかし、秋月価格のRaspberry Pi Model B+よりもRS価格のRaspberry Pi 2 Model Bの方が安い(ただし2個購入時)ってのがなんとも。

    IMG_0355s

    IMG_0359s


  • Raspberry Piをプリントサーバーに・・・ならなかった(泣)

    投稿日 2015年 2月 7日 コメントはありません

    Athlon5350マシンにつないでいるブラザーHL-2240Dですが、プリンタを使う度にAthlon5350マシンを起動するのは面倒です。

    そこで、OpenVPNを動かしているRaspberry PiのUSBポートで動かせないか試してみました。

    1.とにかくつないでみる

    つないで dmesg を見てみたらとりあえず認識してくれました。

    [2146148.627562] usb 1-1.3: new high-speed USB device number 4 using dwc_otg
    [2146148.728736] usb 1-1.3: New USB device found, idVendor=04f9, idProduct=0040
    [2146148.728772] usb 1-1.3: New USB device strings: Mfr=1, Product=2, SerialNumber=3
    [2146148.728787] usb 1-1.3: Product: HL-2240D series
    [2146148.728801] usb 1-1.3: Manufacturer: Brother
    [2146148.728817] usb 1-1.3: SerialNumber: M3Jxxxxxx
    [2146148.797077] usblp 1-1.3:1.0: usblp0: USB Bidirectional printer dev 4 if 0 alt 0 proto 2 vid 0x04F9 pid 0x0040
    [2146148.800057] usbcore: registered new interface driver usblp

    2.CUPSをインストールする

    Raspberry Pi にリモートログインしてCUPSをインストールします。

    $ sudo apt-get install cups

    どかどかとたくさん入るかと思ったらエラーが。メッセージに従って、

    $ sudo apt-get update
    $ sudo apt-get upgrade

    ってやってみたら、Raspberry Pi 2関連と思わるアップデートがたくさん入りました。

    それはさておき、アップデート後に気を取り直してCUPSをインストールします。

    $ sudo apt-get install cups

    3.CUPSの設定

    完了したら、ローカル側からRaspberryPiの画面をリモートデスクトップで開いて設定を行います。

    $ rdesktop 192.168.xxx.xxx

    ブラウザ(Netsurf)を開いてアドレスに「localhost:631」と入力します。

    Cups-1

    上の方の「Administration」を開きます。

    cups-2

    右下の

    • Share printer connected to this host
    • Allow printing from the Internet
    • Allow remote administration
    • Allow users to cancel any job

    にチェックをつけて、下の「Change Setting」を押します。
    (どうせルータで自宅外からのパケットは叩き落とされるので「Allow printing from the Internet」も許可しちゃいます)

    cups-3

    その後、リモートログインしたシェルでCUPSを再起動します。

    $ sudo service cups restart

    ・・・が、設定が反映されません・・・。(泣)

    仕方がないので、設定ファイルを直接編集します。

    $ sudo vi /etc/cups/cupsd.conf

    途中の、

    # Only listen for connections from the local machine.
    Listen localhost:631
    Listen /var/run/cups/cups.sock

    の真ん中の「localhost:631」を「631」だけにします。

    さらに、もう少し下の方にある<Location>と<Location /admin>の部分を以下のように修正します。

    # Restrict access to the server...
    <Location />
    Order allow,deny
    Allow @LOCAL
    </Location>
    # Restrict access to the admin pages...
    <Location /admin>
    Order allow,deny
    Allow @LOCAL
    </Location>

    その後、CUPSを再起動します。

    $ sudo service cups restart

    これでローカルマシンから「IPアドレス:631」で管理画面にアクセスできます。

    同様にプリンタの共有とインターネットからの印刷の許可、ジョブキャンセルの許可を設定します。

    cups-4

    うーん、やっぱり設定できません。

    どうも、ユーザーがlpadminグループに入っていないといけないようなので、

    $ sudo adduser pi lpadmin
    Adding user `pi' to group `lpadmin' ...
    Adding user pi to group lpadmin
    Done.
    $

    とします。

    これでブラウザから設定が変更できるようになりました。

    4.プリンタの追加

    Web管理画面から「プリンタの追加」を押します。

    CUPS-10

     

    ローカルプリンタのBrother HL-2240Dを選択して、「続ける」を押します。

    CUPS-11

    適当に場所を記入し、共有にチェックを入れて続けます。

    CUPS-12

    ドライバは存在しないのでとりあえずHL2140のPCL5eドライバを選択しておきます。

    CUPS-13

    デフォルトオプションを適当に設定しておきます。

    CUPS-14

    設定ができました。

    この状態でPC上のUbuntuでプリンタを開くと、RaspberryPi上のプリンタが見えるようになっていました。

    ・・・・がしかし、テスト印刷を1枚試してみたところ明らかに汚いです。

    さらに2枚目以降のテスト印刷はエラーが出るばかりで印刷すらできません・・・。

    ブラザーのLinux用プリンタドライバのインストールも試してみましたが、途中で微妙なエラーがでていることと、テスト印刷してもジョブを抱えたままで出力されませんでした。

    ・・・・結局、諦めて元のAthlon5350マシンに接続を戻しました(泣)


  • 公式ページのRaspberry Pi 2ベンチマーク

    投稿日 2015年 2月 6日 コメントはありません

    Raspberry Pi 2のベンチマークが公式ページにもありました。

    このページにはブラウザの読み込み速度を比較する動画が貼られていました。

    Webの読み込み時間の比較、ブラウザのJavaScriptの応答時間の比較、動画再生時の負荷の比較を行っています。下がRasPi、上がRaspi2です。

    かなりの速度差があるのがわかると思います。簡易デスクトップとしてはそこそこな感じになりそうですね。


  • Raspberry Pi 2はあんまり速くない?

    投稿日 2015年 2月 6日 コメントはありません

    ※追伸:公式ページにもベンチマークがありました

    1.RSオンラインは在庫切れ

    RSオンラインを見ていたら、次回入庫日が2/20→2/27・・と延びていき、現在は「一時的な在庫切れ」と表示されています。やっぱりみんな欲しがるんですね。
    まあ、メモリ1GBに増量、クワッドコアとなれば当然といえば当然かもしれません。

    2.ベンチマーク結果ではあんまり速くなってない

    Hack a Dayにベンチマーク比較の記事が載ってました。
    RasPi B+はRaspberry Pi model B+(700MHz)、RasPi 2はRaspberry Pi 2 model B(1000MHz)で、シングルコア動作での比較です。

    • 倍精度Linpack
      RasPi B+が40.64Mflops、RasPi 2 が92.88Mflopsで2倍強
    • ドライストン2.1
      RasPi B+が843.19MIPS、RasPi 2 が1186.70MIPSで周波数なりの変化
    • OpenGL
      概ね変わらない。GPUが変わらないので当然といえば当然かも。
    • Pythonで1000000までの素数探し
      RasPi B+が51分、RasPi 2 が21分で約2.5倍。メモリが効くんですかね?

    シングルコア動作での比較なのでベンチマーク上ではクロック周波数なりの差しか現れないようです。

    もっとも、マルチコア化したおかげか、ゲーム機のエミュレータではRasPiではファミコン、スーパーファミコン、メガドライブや初期のゲームコンソールしかまともに動かせなかったのが、RasPi2ではNintendo64やPSXなどのゲームも容易に動かせるになっているようです。

    記事では「RasPiは教育ツールとしては興味深かったが使い物になるコンピュータではなかった。RasPi2は小さく安価で持ち運べるデスクトップシステムになった。」と書いてあります。一方で、「RasPi(Raspi2も含む)は膨大なエコシステムがあるので、今日利用できるベストな小型のLinux環境。だけど、もっとパワフルさが必要なら本物のラップトップかデスクトップにするべきだ。」と括っています。(※自分の勝手な意訳です。しかも部分的だし。)

    ※追伸です。実機を触ってみるとデスクトップの速度は天地の差があります。