趣味の電子工作などの記録。時にLinuxへ行ったり、ガジェットに浮気したりするので、なかなかまとまらない。
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  • Linuxで有線LANを禁止する

    投稿日 2014年 10月 22日 コメントはありません

    USBメモリにインストールすることでPC本体環境に影響を与えることなくLinuxを使うことができますが、そのままではPC本体のHDDにが見えているので、誤操作や悪意のあるプログラムが動作したりするとHDDに影響する可能性が残っています。そこで、この記事で紹介したようにHDDを見えないようにすることで、そのリスクをさらに抑えることができます。

    しかしながら、ここまでではネットワークは既存の環境のものをそのまま使うので、万が一のことがあるとローカルネットワーク上に影響を与えてしまいます。今回はその対策を考えてみました。

    物理的に線があるLANでは接続先を変える=線をつなぎ直す、ということなので面倒です。しかし、無線LANならばESSIDを変えてやれば、ハードウェアをまったく変えることなく接続するネットワークを変えることが可能です。しかも、幸いな事にたいていのコンシューマ向け無線ルータではPC等を接続するネットワークとゲーム機等を接続するためのネットワークをESSIDで分ける機能をもっていることが多いです。これをうまく使えれば、USBメモリ起動のLinux使用時には既存の環境(HDD、LAN)への影響をさらに抑えられます。そこで、有線LANを禁止し、接続は無線LANのみで行うようにしてやります。

    具体的な方法ですが、有線LANのインタフェースの物理層を制御しているmiiモジュールのロードを阻止してやります。/etc/modprobe.d/blacklist.conf に以下の行を書き加えます。

    # disable wired ethernet
    install mii /bin/false

    単純に「blacklist mii」としたのでは論理層のドライバがmiiモジュールに依存していて、論理層ドライバをロードするときにmiiモジュールをロードしてしまいますので、結局miiモジュールが読み込まれてしまいます。かといって、論理層ドライバを blacklist 指定していくのは個々のデバイス(LANコントローラ)を指定していくことになりとても面倒です。ここでは、ArchLinuxのKernel_moduleのドキュメントを参考にして、mii モジュールのロードを常時失敗するように設定しました。この記述を追加した後、「# sudo update-initramfs -u」として反映させます。

    これで再起動してやると有線ネットワークが表示されなくなったはずです。無線LANアダプタは必要ですが、安心してネットサーフィンができる環境になったはず・・・です。


  • USBメモリにLinuxMintとLubuntuをインストール

    投稿日 2014年 10月 11日 コメントはありません

    再びUSBメモリのLinuxMintとLubuntuをインストールしてみました。

    LinuxMintの方はLinuxMint17を16GBのSanDiskの小さな16GBのUSBメモリに、Lubuntuの方は同じく8GBのUSBメモリにインストールしました。

    1.インストール

    インストール自体は難しくありません。

    1. それぞれISOイメージをダウンロードしてDVD/CDROMを作成
    2. デスクトップPCでSATAを禁止してHDDを見えない状態にしてから、USB-CDROMでインストーラ起動
    3. USBメモリを挿入して手動でパーティション作成
      手動でパーティション作成するのはPCの搭載メモリが多いのでSWAP領域が大きくとられてしまう対策です。
    4. あとは普通にインストール

    2.チューニング

    1)USBメモリへのアクセス速度向上のため、/etc/fstab を修正

    ルートファイルシステムのオプションに「noatime」を追加して、アクセスタイムの記録をやめさせます。また、tmpfsを追加して、テンポラリファイルの書き込みをやめさせます。

    2)起動後に内蔵HDDを見えないようにする

    起動時のカーネルパラメータでlibataを禁止して内蔵HDDを見えないようにします。
    /etc/defaults/grub を開いて、 「GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT」の起動時オプションに「libata.force=disable」を追加します。ついでに同じ箇所のオプションの「quiet」を取って起動時のメッセージを表示させるようにしました。

    修正後は、

    $ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

    としてgrub.cfgファイルを自動生成させて反映させます。

    この後、BIOSのSATA禁止を解除して再起動して、PCの内蔵HDDが見えないことを確認します。

    3)ひたすらアップデートをインストール

    大量のアップデートがあるので、ひたすら適用していきます。

    4)アプリケーションのインストール

    • Google Chrome
    • clamtk
    • その他、必要なアプリケーション

    5)その他の設定

    • システム時計が狂うのを直す
      /etc/defaults/rcS の中の「UTC=yes」を「UTC=no」に修正

    こんなところでしょうか。カーネルパラメータで指定するだけでSATAを禁止できるので、カーネルのバージョンアップなどがあってもカーネル再構築などをせずに済むので楽ちん(のはず)です。

     


  • LinuxMint16をインストール

    投稿日 2014年 5月 2日 コメントはありません

    IdeaPad S10-2をとりあえずLinuxマシンとしても復活させるため、LMDEに代えてLinuxMint16をインストールしました。

    • MATE 32bitのISOイメージをUNetBootINを使ってUSBメモリに書き込んだ後、インストール。
      相変わらず言語パッケージのダウンロードにすごく時間がかかります。
    • 再起動
    • 画面が狭いので、xrandrを使った画面縮小スクリプトを導入。ターミナルから実行すると画面が縮小されて広く使えるようになる。本当はピクセルサイズなどは自動計算したいところだけど、横着者なのでファイルを複数用意してごまかす。1.25倍くらいがちょうどいい感じ。
    • ドライバマネージャを起動し、BCM4312 802.11b/g LP-PHYに対して「bcmwl-kernel-source」を選択して設定。アクセスポイントを登録する際にDNSサーバのアドレス(ウチの場合はゲートウェイアドレスでいいのだけど)も書いとかないとダメかも??
    • アップデートマネージャでひたすらアップデート。
    • 「$ sudo ufw enable」としてファイアウォールをイネーブルに。
    • 「設定」→「言語サポート」で不足しているモジュールをインストール
      (これがまた時間がかかる)
    • 「設定」→「ソフトウェアソース」でダウンロード元を jaist.ac.jp に変更。
    • Synapticで以下のパッケージ(と依存するもの)をインストール。jaist.ac.jpからでもかなり時間がかかる。
      • ibus-anthy
      • clamtk
      • chromium-browser
      • chkrootkit,rkhunter
    • もう一回、「設定」→「言語サポート」で不足しているモジュールをインストール
      キーボード入力に使うIMシステムを「iBus」に変更
    • 一回再起動
    • 右下のキーボードのアイコンを押して、「Anthy」に変更。テキストエディタを開いて全角半角キーで日本語入力ができることを確認。
    • 「$ sudo rkhunter –update」「$sudo rkhunter –propupd」を実行。
    • Google chrome ブラウザをインストール。
    • chromeとchromiumのランチャのプロパティを開いて、それぞれコマンドの %U の前に「–incognito」を追加。これで再起動(多分再ログイン)後からシークレットモードで常に開くようになる。

    こんなもんかな。昔に比べてずいぶんと追加でインストールするものが減った感じ。

    #結構、こちらの説明、参考になります。よくわからずに使ってる部分も多いので。感謝。


  • LMDEのインストール

    投稿日 2014年 5月 2日 コメントはありません

    忙しくてどうしようもない状況で、久しぶりの更新です。

    程々に小さくメールやWebには十分なレベルということでIdeaPad S10-2を出張に持って行くのですが、電池がヘタって来て電池の持ちが悪くなって来たので互換バッテリを購入しました。稼働時間が回復してラッキーと思っていたら、今度は60GBのSSDにWindows8とLinuxMint13では空き容量が少なく感じたので、120GBのSSD(Crucial CT120M500SSD1)に置き換えてみました。

    ・・・・が、これがハマりました。Windows8の再インストールは問題なかったのですが、落ち着いたら起動時にブルーバックが発生するようになってしまいました。再起動すると問題なく動作するのですが。ブルーバック時のコードはGoogle先生に聞いてみると「途中でディスクが見えなくなる」場合に発生するもののようです。さらに、よく観察していると、Windows8でもLinuxMintでも稼働時間がかなり短くなっています。
    これらのことから、消費電力が大きくて起動中に動作が不安定になっているのではないかと考えました。泣く泣く、60GBの元のSSDに戻すことにしました。(ちなみに、Crucial CT120M500SSD1はラベルに「5V 1.7A」の表記があり、確かに大食いのようです)

    まず、Windows8環境を構築します。

    • WindowsXPをリペア
    • Windows8 Upgradeを再インストール
    • 縮小表示をするためにレジストリエディタで「Display1_DownScalingSupported」を探して値を「1」に変更。
    • 空き領域確保のため不要ファイルを削除
    • Windows8のディスクの管理でWindowsの領域を縮小してLinux用に空き領域を14GB確保
    • Kasperskyを再インストール
    • 何度か再起動してひたすらアップデート

    次に、LinuxMint環境をインストールします。今回はLinux Mint Debian Edition(LMDE) 201403のMATE Edition 32bitをインストールすることにしました。理由はローリングリリースなので長期で使えそう・・・という理由です。

    • こちらからLMDE MATE 32bitをダウンロード
    • UNetBootINを使ってFATでフォーマットされた2GBのUSBメモリにブートUSBスティックを作成
    • 作成したUSBメモリでブートしてインストール。パーティションはルートパーティション12GB、スワップ2GBにしました。
    • こちらを参考に以下の作業を実施。
      • アップデートのために「システム管理」-「ソフトウェアソース」でミラーサイトとしてftp.jaist.ac.jpを選択
        これはLMDEではダメだと思う(パッケージの依存が解決できてないように思う)
      • アップデートマネージャでアップデートをインストール
      • 日本語入力環境を構築するため、im-configとかmozcとかibusとかインストール。
        下の方のキーボードのマークをクリックして日本語入力っぽいアイコンに変えると、全角半角キーで漢字入力ができるようになった。(よくわからん・・・)
    • 以下のアプリケーションをSynapticでインストール
      • clamtk – アンチウイルスソフト(clamav)のGUIフロントエンド
      • chromium、chromium-i10n
      • chkrootkit、rkhunter
        「$ sudo rkhunter –update」「$sudo rkhunter –propupd」は適当なところで実行する。

    ここまできたところで、気づきました。

    ・・・・無線LANドライバがいない・・・。Debianはオープンソース純血主義なので、無線LANと相性が悪いのでした・・・。
    (無線は各国の法規制を守るためにはソース公開が事実上できなかったりするので困るんですね。勝手に出力UPされたりオフバンドされても困るので。)

    やっぱりその辺、妥協しているUbuntuベースの方が簡単だったりするんですよねー。LinuxMint17を待って入れ替えですかね。


  • xrdpで日本語キーボードを使う

    投稿日 2013年 12月 16日 コメントはありません

    xrdpが動いているホストに rdesktop で接続にいくと、キーボードマップが英語になってしまっており、記号入力などで難儀します。

    で、直す方法を調べたのでそれをまとめておきます。

    解決方法はこちらに記載がありますが、まとめると、記載の最後にあるファイル「km-e0010411.ini」をダウンロードして、 /etc/xrdp に以下のファイル名で置くと解決しました。

    • km-0411.ini
    • km-e0010411.ini
    • km-e0200411.ini
    • km-e0210411.ini

    つまり、

    $ cd /etc/xrdp
    $ sudo wget http://www.mail-archive.com/xrdp-devel@lists.sourceforge.net/msg00263/km-e0010411.ini
    $ sudo cp km-e0010411.ini km-0411.ini
    $ sudo cp km-e0010411.ini km-e0200411.ini
    $ sudo cp km-e0010411.ini km-e0210411.ini

    で完了です。

     

     


  • CDCサンプルプログラムにシリアルナンバーをつける

    投稿日 2013年 9月 28日 コメントはありません

    複数の同じUSBデバイスを識別する方法として、シリアルナンバーで区別する方法がありますが、MicrochipのCDCサンプルプログラムでは以下の通り、シリアルナンバーはサポートされていません。

    $ sudo lsusb -d 04d8:000a -v
    
    Bus 001 Device 004: ID 04d8:000a Microchip Technology, Inc. CDC RS-232 Emulation Demo
    Device Descriptor:
      bLength                18
      bDescriptorType         1
      bcdUSB               2.00
      bDeviceClass            2 Communications
      bDeviceSubClass         0 
      bDeviceProtocol         0 
      bMaxPacketSize0         8
      idVendor           0x04d8 Microchip Technology, Inc.
      idProduct          0x000a CDC RS-232 Emulation Demo
      bcdDevice            1.00
      iManufacturer           1 Microchip Technology Inc.
      iProduct                2 CDC RS-232 Emulation Demo
      iSerial                 0             ←ここ
      bNumConfigurations      1
      Configuration Descriptor:
        bLength                 9
        bDescriptorType         2
        wTotalLength           67
        bNumInterfaces          2
       (以下略)

    そこで、シリアルナンバー対応してみました。

    usb_descripters.c の 166行目付近の device_dsc を以下のように修正します。

    /* Device Descriptor */
    ROM USB_DEVICE_DESCRIPTOR device_dsc=
    {
        0x12,                   // Size of this descriptor in bytes
        USB_DESCRIPTOR_DEVICE,  // DEVICE descriptor type
        0x0200,                 // USB Spec Release Number in BCD format
        CDC_DEVICE,             // Class Code
        0x00,                   // Subclass code
        0x00,                   // Protocol code
        USB_EP0_BUFF_SIZE,      // Max packet size for EP0, see usb_config.h
        0x04D8,                 // Vendor ID
        0x000A,                 // Product ID: CDC RS-232 Emulation Demo
        0x0100,                 // Device release number in BCD format
        0x01,                   // Manufacturer string index
        0x02,                   // Product string index
        0x03,                   // Device serial number string index
        0x01                    // Number of possible configurations
    };

    修正したのは下から2つめの「// Device serial number string index」で、0x00だったのを0x03にして、string indexの3がシリアルナンバーであることを指定します。

    さらに同じファイルのもっと後の方にstring descriptorの定義があるので、ここも修正します。

    //Language code string descriptor
    ROM struct{BYTE bLength;BYTE bDscType;WORD string[1];}sd000={
    sizeof(sd000),USB_DESCRIPTOR_STRING,{0x0409}};
    
    //Manufacturer string descriptor
    ROM struct{BYTE bLength;BYTE bDscType;WORD string[25];}sd001={
    sizeof(sd001),USB_DESCRIPTOR_STRING,
    {'M','i','c','r','o','c','h','i','p',' ',
    'T','e','c','h','n','o','l','o','g','y',' ','I','n','c','.'
    }};
    
    //Product string descriptor
    ROM struct{BYTE bLength;BYTE bDscType;WORD string[25];}sd002={
    sizeof(sd002),USB_DESCRIPTOR_STRING,
    {'C','D','C',' ','R','S','-','2','3','2',' ',
    'E','m','u','l','a','t','i','o','n',' ','D','e','m','o'}
    };
    
    //Serial string descriptor                  これを追加
    ROM struct{BYTE bLength;BYTE bDscType;WORD string[8];}sd003={
    sizeof(sd003),USB_DESCRIPTOR_STRING,
    {'S','N','0','0','0','0','0','1'}
    };
    
    //Array of configuration descriptors
    ROM BYTE *ROM USB_CD_Ptr[]=
    {
        (ROM BYTE *ROM)&configDescriptor1
    };
    //Array of string descriptors
    ROM BYTE *ROM USB_SD_Ptr[USB_NUM_STRING_DESCRIPTORS]=
    {
        (ROM BYTE *ROM)&sd000,
        (ROM BYTE *ROM)&sd001,
        (ROM BYTE *ROM)&sd002,
        (ROM BYTE *ROM)&sd003              // これを追加
    };

    追加箇所は2箇所、sd003に関するところです。
    この修正だけだとUSB_NUM_STRING_DESCRIPTORSの定義が変わらないため、コンパイルでエラーが出ますので、usb_config.h も修正します。144行目に

    #define USB_NUM_STRING_DESCRIPTORS 3

    というのがあるので、これを

    #define USB_NUM_STRING_DESCRIPTORS 4

    に修正します。

    これでコンパイルしてFlashに書き込んで、USBコネクタに挿入すると、

    $ sudo lsusb -d 04d8:000a -v
    
    Bus 001 Device 005: ID 04d8:000a Microchip Technology, Inc. CDC RS-232 Emulation Demo
    Device Descriptor:
      bLength                18
      bDescriptorType         1
      bcdUSB               2.00
      bDeviceClass            2 Communications
      bDeviceSubClass         0 
      bDeviceProtocol         0 
      bMaxPacketSize0         8
      idVendor           0x04d8 Microchip Technology, Inc.
      idProduct          0x000a CDC RS-232 Emulation Demo
      bcdDevice            1.00
      iManufacturer           1 Microchip Technology Inc.
      iProduct                2 CDC RS-232 Emulation Demo
      iSerial                 3 SN000001
      bNumConfigurations      1
      Configuration Descriptor:
        bLength                 9
        bDescriptorType         2
        wTotalLength           67
        bNumInterfaces          2
        bConfigurationValue     1
        :
        :
       以下略

    となって、無事にシリアルナンバーがつきました。


  • PIC18F14K50でUSBシリアル

    投稿日 2013年 9月 26日 コメントはありません

    日経Linuxの9月号にPIC18F14K50をLinuxで使う、という趣旨の記事が載っています。

    要はLinux上のMPLABX環境でPIC18F14K50のCDC(Communication Device Class)のサンプルプログラムをコンパイルして、PICkit3で書き込んで、CDCとして認識させて動かす、というものです。このサンプル自体はずーっと昔にWindows上のMPLABでコンパイルして動かしたことがあるのですが、Linuxではうまく動かず放ってありました。

    手持ちに秋月のPIC18F14K50の800円ボードもPICkit3もあるし、ちょっとやってみたいこともあるので試してみました。環境は LinuxMint13 32bit です。

    大きな流れとしては、

    1. MPLABXをインストール
    2. MPLAB C18ツールチェーンをインストール
      MPLAB C18ツールチェーンは普通はたどり着けないところにあるので、wget で http://www.microchip.com/mplabc18-linux-installer からツールチェーンをもってきてインストール。これまでうまくいかなかったのはこれ。結局ライブラリは C18 でしか動かない、ってことなのですね。
    3. Microchip Library for Applications をインストール
    4. プロジェクトを作成し、サンプルプログラムを開く。
      IDE v8 Project から CDC Basic Demo – C18 – Low Pin Count USB Development Kit.mcp を開く。 開いたら「Power Target circuit from PICkit3」のチェックボックスをONにして、PICkit3から電源供給できるようにする。

    というところです。

    で、書き込んだ後、ボードをUSBケーブルでホストPC(Mint13)と接続するのですが、接続後に見えるデバイスは「/dev/ttyACM0」ではなく「/dev/ttyUSB0」と「/dev/ttyUSB1」になってしまいます。ロードされるドライバも cdc_acm ではなく、ftdi_sioがロードされてしまい、正しく動作しません。

    この原因は ftdi_sio ドライバにUSBデバイスID「04d8:000a」が記述されていて、そちらがロードされてしまうためのようです。とりあえず回避するには、

    $ sudo rmmod ftdi_sio

    として、ftdi_sio ドライバを外してやり、その後でUSBケーブルを差し直すと正しく /dev/ttyACM0 として見えて、ちゃんと動作するようになります。恒久的には ftdi_sio ドライバを /etc/modprobe.d の下の blacklist に入れてやればおそらく解決するのでしょうが、当然本物のFTDIチップが動かなくなります。

    なんでこんなことになっているかというと、この件のパッチが投げられている
    https://patchwork.kernel.org/patch/1464661/
    によると、FTDIチップをエミュレーションするファームウェアでこのMicrochipの評価ボードのベンダID/デバイスIDをそのまま使っているハードウェアベンダがいるため・・・・ということのようです。(うー、勘弁して・・・・)

    ドライバに直接手を入れれば修正できるようなのですが、ちょっと面倒臭いですね・・・。何かいい方法(ベンダID/デバイスIDを指定して blacklist するなど)があればいいのですが・・・。

    で、何とかならないかと、試しに /etc/udev/rules.d/10-cdcacm.rules として以下の内容のファイルを作ります。

    SUBSYSTEM=="usb", ATTRS{idVendor}=="04d8", ATTRS{idProduct}=="000a", GROUP="adm", MODE="0666", SYMLINK+="cdc_acm"

    udevをリスタートしてルールを読み込ませます。

    $ sudo service udev restart

    試しに、

    $ sudo modprobe ftdi_sio

    として、先にrmmod してあった ftdi_sio を読み込ませて、その後で、USBを抜き差ししてみます。
    dmesgの最後を見てみると、

    [ 5431.756641] udevd[4801]: starting version 175
    [ 5479.158712] USB Serial support registered for FTDI USB Serial Device
    [ 5479.159765] usbcore: registered new interface driver ftdi_sio
    [ 5479.159768] ftdi_sio: v1.6.0:USB FTDI Serial Converters Driver
    [ 5490.096591] usb 1-1.3: USB disconnect, device number 10
    [ 5492.337738] usb 1-1.3: new full-speed USB device number 11 using ehci_hcd
    [ 5492.434666] cdc_acm 1-1.3:1.0: This device cannot do calls on its own. It is not a modem.
    [ 5492.434688] cdc_acm 1-1.3:1.0: ttyACM0: USB ACM device

    となっていて、とりあえず ttyACM0 として認識しているようです。

    しかし再起動してみると・・・・ftdi_sioとして認識してしまう・・・orz

    どうやらどちらのドライバが先に認識するか・・・だけみたい。/etc/udev/rules.d/10-cdcacm.rules ではコントロールできなさそうなことはわかりました・・・。

    やっぱり ftdi_sioをblacklistして、rules.dでFTDIドライバを読ませるとかすればいいのでしょうかね・・・?

    <追伸>

    ちなみに、バージョン3.12-rcや3.2.51のカーネルソースでは、上記パッチが適用されてるっぽいです。一方で、

    $ uname -a
    Linux G530-2-Mint 3.2.0-23-generic #36-Ubuntu SMP Tue Apr 10 20:41:14 UTC 2012 i686 i686 i386 GNU/Linux

    ん~?カーネルのバージョンを上げれば解決するのだろうか??
    Synapticでカーネルパッケージを入れてみました。

    $ uname -a
    Linux G530-2-Mint 3.2.0-53-generic-pae #81-Ubuntu SMP Thu Aug 22 21:23:47 UTC 2013 i686 i686 i386 GNU/Linux

    ・・・・治りました。ここまでの苦労は何だったんでしょう(^^;
    やっぱり、アップデートはちゃんとやっとかないとダメですね・・・。


  • Open Jtalkを試してみた

    投稿日 2013年 8月 31日 コメントはありません

    頻繁に見させていただいているTAKEさんのLinuxブログ音声合成の記事を見かけたので試してみました。

    LinuxMint13で試してみたのですが、TAKEさんの記事の通りに

    1. apt-get でインストール。TAKEさんの記事からコピペでOK。
    2. 音声ファイルのダウンロード&インストール。
      これもTAKEさんの記事からコピペでOK
    3. jsay.shという名前でシェルスクリプトを作成。
      これもTAKEさんの記事からコピペでOK

    という手順で試してみたら、文字通り「あっ」という間に音声を発声してくれました。

    漢字仮名まじりの文章でも何ら問題なく発声してくれるのでおもしろいです。(あ、漢字仮名交じりだけではなく、数字やアルファベットのSI単位系なんかもいけましたね)

    <追伸>
    パラメータをイジってみたくなりました。このあたりが参考になるかもしれない。

    1. パラメータについて説明あり
      http://mahoro-ba.net/e1569.html
    2. 合成音声をミクさんに変える
      http://kentai-shiroma.blogspot.jp/2013/03/fhc.html

  • SanDisk Ultra USB3.0のベンチマーク

    投稿日 2013年 8月 27日 コメントはありません

    先日秋葉原に行ったら、SanDiskの新しいUSB3.0メモリを見かけたので買ってきました。しばらく放置してあったのですが、例によってOSインストールに使うとどうなるか、ということで簡単なベンチマークをしてみました。

    ブツは、SDCZ48-032G-U46です。型番からわかる通り32GB品です。値段は馬鹿っ早のExtreme SDCZ80-032G-X46より少し安い程度でした。(すみません、具体的な金額忘れました・・・)

    サイズはSDCZ80よりも2割くらい短い感じでしょうか。並べてみると2割くらいですが、実物では結構違いを感じます。コンパクトになっているので、このコンパクトさで性能が出ているのであれば・・・・と思って購入したわけです。

    ベンチマークの方法は前回と同じです。

    Screenshot-SanDisk SanDisk Ultra (SanDisk SanDisk Ultra) – ベンチマーク

    読み込みはパッケージの記載(80MB/s)にやや届かず、というところでしょうか。
    書き込みの方は例によって625MBのISOファイルを書き込んでみたところ、開放まで約30秒、LEDの点滅が収まるまで約1分なので、開放までで20MB/sくらい、LED点滅が収まるまでで10MB/sくらいで、USB3.0のUSBメモリとしては凡庸な結果となりました。

    価格差があまり大きくないことを考えると、やや大きくて嵩張りますが、Extremeを買った方がお得感は高そうです。


  • 改めてAvidemuxで編集してみた

    投稿日 2013年 8月 10日 コメントはありません

    Pokopenさんより昔の記事について「Avidemuxで色補正した後の保存方法がわからない~」という助けてメッセージをいただきました。

    そういうわけで、どうだったか思い出しつつ、確認してみることにしてみました。

    今回の環境はLinuxMint13 32bit版です。

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