趣味の電子工作などの記録。時にLinuxへ行ったり、ガジェットに浮気したりするので、なかなかまとまらない。
RSS icon
  • Chromium OSを試してみる

    投稿日 2014年 11月 16日 コメントはありません

    余っているUSBメモリ(っていっぱいあるんですけど)があったのと、Chromium OSがUSBメモリから起動できる、という話を見かけたので試してみることにしました。

    こちらのatmarkITの記事を参考にしてやってみます。

    1.p7zipのインストール

    atmarkITの記事によると、デイリービルドされたChromiumOSのイメージがこちらのサイトで公開されているということなのですが、なぜかイメージは7z形式なのです。

    Windows環境であれば7-zipをインストールすればいいのですが、Linux環境なので7zを展開する方法を用意しなければなりません。(まあ、Windowsマシン立ち上げてもいいのだけど、ここはやはりLinuxで、ということで)

    そこで、SourceForge.jpからp7zipをソースコードパッケージをダウンロードしてきてビルド・インストールします。

    余談ですが、SourceForgeの偽ダウンロードリンク(広告)、何とかならないんですかね。
    おそらくリンク先はマルウェアだらけのような気がするんですが。なかには何の説明もなく「ダウンロード」ボタンを模したものもあって、よーく見ないと本物の正しいダウンロードリンクがわからないんですよね。はっきりいって酷すぎです。

    余談はさておき、展開してインストールします。

    $ tar xvfj p7zip_9.20.1_src_all.tar.bz2
    $ cd p7zip_9.20.1
    $ cp makefile.linux_any_cpu_gcc_4.X makefile.linux
    $ make -j 2 all_test 
    $ sudo ./install.sh

    これでインストール完了です。

    2.ChromiumOSのバイナリイメージダウンロード

    こちらの Chromium OS Builds の daily ビルドの中から32bit版のCx86OS-2014mmddhhmmss.img.7zをダウンロードしてきます。

    3.イメージの展開

    ダウンロードしたイメージを展開します。

    $ 7za x Cx86OS-20141115110454.img.7z
    7-Zip (A) [64] 9.20 Copyright (c) 1999-2010 Igor Pavlov 2010-11-18
    p7zip Version 9.20 (locale=ja_JP.UTF-8,Utf16=on,HugeFiles=on,2 CPUs)
    Processing archive: Cx86OS-20141115110454.img.7z
    Extracting Cx86OS-20141115110454.img
    Everything is Ok
    Size: 2589949952
    Compressed: 313970318
    $

    4.USBメモリへの書き込み

    USBメモリを挿入し、適当な方法(ディスクユーティリティなど)でUSBメモリのデバイスファイル名を調べます。USBメモリをアンマウントした状態で、

    $ sudo dd if=Cx86OS-20141115110454.img of=/dev/sdx bs=16M

    としてUSBメモリにイメージを書き込みます。

    書き込みが完了したところでsyncして、USBメモリを差し直してみました。ディスクユーティリティでみてみると、

    Screenshot

    となっていて、大量にパーティションができていました。
    (ちなみに、いくつかのパーティションが勝手にマウントされてしまうので、抜くにはたくさんアンマウントしなければなりません)

    5.起動してみる

    IdeaPad S10-2に挿入して起動してみます。挿入してUSBブートさせてしばらく(15~20秒くらいか?)待つと、Welcome画面がでてきました。

    言語およびキーボードで日本語を選んだ所まではよかったのですが、残念ながら内蔵の無線LANは認識していないようです。しかたがないのでイーサネット接続します。(2回目の起動の際に、手元にあったBUFFALO WLI-UC-GNMを挿しておいたら認識して暗号化キーをいれてやると使うことができました)

    とりあえず、起動して使うことはできましたが、AtomN270では荷が重いのか、それともUSBメモリがそもそも遅いからなのかわかりませんが、結構もっさりです。LinuxMint17上でChromeで動かした時よりも遅いのはUSBメモリのせいでしょうね。

    ChromiumOSでは本来ローカルディスクは見える必要はないのではないかと思っているのですが、残念ながらローカルディスクが見えてしまうようです。見えなければいつでもどこでも心配なく使えるかと思ったのですが・・・。


  • Linuxが走る小さなボードAriettaG25

    投稿日 2014年 11月 3日 コメントはありません

    HACK A DAYの記事で見かけたのですが、ARM9 400MHzとDDR2-SDRAM 128/256MBが載った小さな小さなボードです。
    公式ページをみると、53mm×25mmとのこと。Raspberry Piの4分の1か3分の1くらい。

    WiFiモジュールのための端子があって、WiFiモジュールを重ねて載せられるようです。ソフトウェアはEmDebian Wheezy 7.6が走るようですので、性能はともかくとして、Debian環境でできることは概ね容易に移植可能なのでしょう。

    この手のボード(というか汎用SoC)だと兼用端子で悩むことになりますが、設定ファイルを生成するためのWebページが用意されています。これは便利そうです。

    価格は128MB版が20ユーロ、256MB版が30ユーロ、WiFiモジュールが7ユーロ。値段も手頃なのですが、Made In Italyなので送料が気になるところです。


  • USB-HDDにUbuntu14.04LTSをインストール

    投稿日 2014年 11月 2日 コメントはありません

    故あって、ある調査のための環境としてUbuntu14.04LTS 日本語RemixをUSBハードディスクにインストールしています。さすがに一般向けにどこにでも書かれているようなことはここでは省略して、特殊なこと、自分にとっての備忘録になることをメモしておきます。

    PCはマザーボードはH61M-ITX、CPUはCeleronG530、メモリは8GB搭載です。DVDで起動する前にBIOSの設定でSATAをDisableにしておきます。この状態でUSB-DVDROMからインストールDVDを起動します。DVDを起動したら、USB-HDD(今回はUSB2.0のHDDケースに1TBのHDDを搭載したもの)を接続し、普通通りインストールします。

    インストール後、再起動したところからです。特に何もしなくてもBIOSでUSB-HDDから起動する設定になっていれば起動するはず。

    1. ソフトウェアの更新
      まずはソフトウェアの更新をします。Dashの一番下にアイコンが現れるので、更新してやります。
    2. セキュリティとプライバシーの変更
      Dashのアイコンの歯車とスパナの絵が描かれたアイコンをクリックし、システム設定を開きます。その中の「セキュリティとプライバシー」をクリックし、今回は人に貸すためのHDDなので、「ファイルとアプリケーション」の「利用状況を記録」をOFFにして、利用履歴データをクリアします。
      次に、「検索」の「オンライン結果の検索結果を含める」を「オフ」にします。これでDashのアイコンで何かを入力した時にオンライン検索をしなくなるようなので、軽快になります。
      その他の項目は適当に設定します。
    3. 「言語サポート」をクリックすると「インストールが完全ではない」旨の表示が出るので、インストールを行います。
    4. 端末を開く
      Dashの検索画面で「端末」と入力し、端末(Terminal)を開いてコマンドライン作業ができるようにします。
    5. 内蔵HDDを見えないようにする
      起動時のカーネルパラメータでlibataを禁止して内蔵HDDを見えないようにします。
      /etc/default/grub を開いて、 「GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT」の起動時オプションに「libata.force=disable」を追加します。ついでに同じ箇所のオプションの「quiet」を取って起動時のメッセージを表示させるようにします。
      修正後は、
      $ sudo grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg
      としてgrub.cfgファイルを自動生成させて反映させます。
      この後、BIOSのSATA禁止を解除して再起動して、PCの内蔵HDDが見えないことを確認します。
    6. USBハードディスクへのアクセス高速化
      HDDアクセス時のアクセス時刻の記録を停止してアクセスを減らすとともに、/tmpをtmpfsにより確保してHDDへのアクセスをなくします。/etc/fstab を以下のように修正します(赤字部分)。
      # / was on /dev/sda1 during installation
      UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx / ext4 noatime,errors=remount-ro 0 1
      # swap was on /dev/sda5 during installation
      UUID=xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx none swap sw 0 0
      # tmpfs
      tmpfs /tmp tmpfs defaults,noatime 0 0
    7. システム時計が狂うのを直す
      /etc/default/rcS の中の「UTC=yes」を「UTC=no」に修正
    8. synapticのインストール
      Ubuntuにはsynapticパッケージマネージャがデフォルトではインストールされていませんので、インストールします。
      Dashで「ソフトウェア」と入力し、「ソフトウェアセンター」を探して起動します。
      検索ウインドウにて「synaptic」と入力して、「synapticパッケージマネージャ」を選択してインストールします。
    9. Ubuntu restricted extrasのインストール
      Ubuntuソフトウェアセンターから「Ubuntu restricted extras」を検索してインストール。途中でライセンスに同意するウインドウがソフトウェアセンターの下に表示されるので、時々チェックしながら先に進めます。
    10. いろいろインストール
      DashからSynapticを起動し、いろいろインストールします。
      ・GIMP
      ・clamtk
      ・jhead
    11. 有線LANの禁止(無線LANのみで使用)
      miiモジュールのロードを阻止して有線LANを禁止します。
      /etc/modprobe.d/blacklist.conf に以下の行を書き加えます。
      # disable wired ethernet
      install mii /bin/false
      この記述を追加した後、
      # sudo update-initramfs -u
      として反映させます。

    以上で完了です。
    実際にはここからさらに必要なものを順次インストール・環境構築することになります。